プラモデルの余剰パーツ収納アイデア!紛失せず賢く活用する方法

プラモデルを組み立てていると、どうしても余ってしまうパーツが出てきます。
小さく紛失しやすいこれらのパーツは、放置すると、後で壊れた部分の修理やカスタマイズに使えず、せっかくのパーツが無駄になってしまいます。
余剰パーツを上手に収納すれば、紛失を防ぐだけでなく、他のキットの補修やオリジナルカスタムなどに再活用することも可能です。
この記事では、余剰パーツをなくさず、安全に保管しながら活用するための具体的な方法やポイントを紹介します。
Contents
意外と困る余ったパーツの扱い
プラモデルを組み立てた後に必ずと言っていいほど出てくる余剰パーツ。これを適切に管理しないと、紛失や劣化の原因となり、将来的な再利用や買取時の評価にも悪影響を与えてしまいます。
「とりあえず箱に入れて放置」といった管理方法では、パーツの損傷や紛失リスクが高まるため注意が必要です。
余剰パーツをしっかりと収納しておくことで、必要な時にすぐ使える利便性が生まれ、保管時の安心感も格段にアップするでしょう。
なぜ余剰パーツが出るのか

プラモデルを組み立てると、どうしても余ってしまうパーツがあります。これはキットの設計や製造工程の特性によるもので、意図的に余剰パーツが含まれている場合も多いのです。
複数バリエーション対応の設計
プラモデルの多くは、同じ基本設計の中で複数の仕様やバリエーションに対応できるように作られています。たとえば、異なる武装パーツや装飾品、カラーリングの違いなどです。
これにより、ひとつのキットで複数のモデルを再現できますが、その分使わないパーツが余ってしまうことが一般的です。 このような設計は、ユーザーが自分好みにカスタマイズでき、作る楽しみを増やしていますが、その分使わないパーツがどうしても余ってしまうことが多いのです。
製造時の余裕分としての予備パーツ
製造工程では、パーツの破損や不良が発生する可能性があるため、一定の予備パーツがセットに含まれていることが多いです。
たとえば、細かいパーツの欠損や成形ミスがあった場合でも、すぐに交換や補填ができるようにしています。
この予備パーツは、完成度の高い仕上がりを保証し、ユーザーが安心して組み立てられるよう配慮されたものです。ただし、使われなかった予備は余剰パーツとして残ります。
オプションパーツやデカールの余り
プラモデルには、基本のパーツ以外に追加で使えるオプションパーツやデカール(シール)が付属していることがあります。
これらはカスタマイズやディテールをさらに楽しむためのもので、ユーザーの好みに合わせて使い分けることができます。
しかし、使用しなかったオプションパーツや余ったデカールは組み立て後に余剰となり、そのまま保管されることが多く、結果として紛失や劣化のリスクが高まることもあるのです。
余剰プラモデルパーツの主な収納方法
余剰パーツはそのまま放置すると紛失や劣化の原因になるため、きちんと整理・収納することが大切です。以下におすすめの収納方法を紹介します。
ジップ袋やチャック付きポーチにまとめる
小さなパーツはジップ袋やチャック付きポーチに分けて保管するのが便利です。機体ごとや種類別に小分けにすると、必要なパーツがすぐに見つかります。
さらに、パーツ番号や名前を記載したラベルを貼ると整理しやすくなり、管理がしやすくなります。
パーツケースや小物収納ボックスを活用
工具箱や100円ショップで手に入る仕切り付きの小物収納ボックスを利用する方法もおすすめです。
パーツをサイズや種類で分けて収納できるため、頻繁に使うパーツの整理に適しています。見た目もすっきりして、保管場所もコンパクトに抑えられます。
元のキットの箱にまとめて保管する
余剰パーツは完成品とは別に元のキットの箱にまとめて保管しましょう。
元箱にパーツを入れてラベル管理をすることで、どのキットのパーツか一目でわかります。
また、説明書もセットで保管しておくと、後から組み立て直す際や買取時にも役立ちます。
関連記事:プラモデルの上手な保管方法|キットをきれいに保つコツ
プラモデルパーツの収納・保管時に注意したいこと
プラモデルの完成後に残るパーツやデカールは、適切に保管しておくことで、後々の改造や修理、別キットへの流用にも役立ちます。
しかし、保管方法を誤ると破損や紛失の原因となるため注意が必要です。
ここでは、収納・保管の際に押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
湿気・温度変化への対策
プラスチックは湿気や温度の影響を受けやすく、長期保存中に変形や色あせが起こる場合があります。湿度が高い場所ではパーツが反ってしまったり、デカールが劣化して糊が効かなくなったりすることもあります。
そのため、保管は直射日光を避け、できるだけ湿度と温度が安定した環境で行いましょう。除湿剤や乾燥剤を併用すると効果的です。
小分け収納で紛失防止
小さなパーツは一度失くすと探すのが困難です。パーツごとに小袋やケースに入れ、ラベルを付けておくと後で探しやすくなります。
透明のチャック付き袋や仕切り付きのパーツケースは、中身が一目で分かるため便利です。
デカールは平らな状態で保管
デカールは折れやシワが入ると使用できなくなるため、必ず平らな状態で保管しましょう。A4サイズのクリアファイルに挟んでおくと、湿気や光からも守ることができます。
また、古いデカールは経年劣化で割れやすくなるため、使用前にコピーを取っておくのもおすすめです。
余剰パーツの活用アイデア
プラモデルを組み立てた後に残る余剰パーツは、ただ保管しておくだけではもったいない存在です。工夫次第で、別の作品の補修やディテールアップ、さらにはオリジナル作品の制作にも役立てることができます。
ここでは、余剰パーツを有効に活用するためのアイデアをいくつか紹介します。
他のプラモデルの補修用に使う
制作中や完成後に破損や紛失があった際、余剰パーツは代替パーツとして活躍します。特に色や形が似ている部品であれば、塗装や加工を加えて違和感なく補修できます。
ディテールアップパーツとして活用
余剰パーツの中には、小型のアンテナや装飾パーツなど、別の作品にも流用できるパーツがあります。こうしたパーツを追加することで、既存のモデルの完成度やリアリティを向上させることが可能です。
オリジナル作品の制作に利用
異なるキットの余剰パーツを組み合わせれば、世界にひとつだけのオリジナルモデルを作ることもできます。
特に、ジオラマやカスタムモデルでは、こうした部品のストックが創作の幅を大きく広げてくれます。
関連記事:プラモデルは未開封だと高く売れる?査定基準や保管時の注意点とは
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